おまけ/12*3 戻る
放課後
特捜本部inジュネス

新聞をテーブルの上に広げ、覗き込んでいる一同。

里中「あ、ここ、霧の話が書いてある。え〜っと…」
里中「…一部の専門家からは、この霧が有害な物質を含んでいるのではと危ぶむ声も出始めている。」
里中「霧の発生原因や実情の究明に至急取り組むべきとの声が出され…」
里中「政府による予備調査が始まったが、原因の特定は難しいとの見解が大勢…」
里中「…だって。この霧って、マジでヤバイもんなワケ?」

巽「町とか、さっぱり人引けちまってっスよ?つーか、ここもスけど。」

久慈川「みんな、この霧を怖がって出歩かないみたい。」

クマ「確かに、”あっち”の霧に似てる気はするけど…」
クマ「それ以上のことは、まったくチンプンカンプンね…」

項垂れる一同。

白鐘「あとは…ここに生田目の略歴と事件についてがまとめてあります。」
白鐘「…最初の被害者は、容疑者と愛人関係にあり、そのもつれから殺害に及んだと見られている。」
白鐘「同4月、第二の被害者、小西早紀さんの遺体発見。詳しい動機を追及している。」
白鐘「7月には、同じく稲羽市在住の少年による模倣殺人が発生。」
白鐘「一時はこの少年が全ての容疑者と見られたが、捜査の進展により、生田目容疑者が浮上。」
白鐘「先月、稲羽市在住の7歳になる女子児童を誘拐に及んだ際、容疑者は警察により逮捕…」
白鐘「生田目はまだ、どこかの病院に収容されていて、詳しい取り調べはこれからのようです。」

頷き返して、空を見上げる陽介。
花村「やっと、終わったんだなぁ。いろいろあったけどさ…」
花村「後は、立件されて、罪が確定するのを待つだけか…?」

*****
選択>「自分たちの役目は終わった」

花村「そうだな…後はお前の叔父さんが、何とかしてくれるよな。」

*****
選択>「本当に立件できるのか?」

花村「…お前の叔父さんなら、必ずこぎつけるさ。」


項垂れるりせちー
久慈川「でもアイツ…言ってる事、明らかにおかしかった。」
久慈川「自白で”テレビの世界”とか言い出した場合、ナントカ鑑定で引っかかったりしないのかな…」

天城「証拠が不十分だったり、状況証拠だけだと、立件は難しいって、聞いたことある。」

白鐘「確かにそういう事件や犯罪者は多いです。ある意味、犯罪捜査の永久の命題ですね…」

巽「捕まえても…裁けねえってのか?」

項垂れる直斗。
白鐘「…その可能性もないとは言えない、ってことです。」

イラッとしてる完二。
巽「んだそりゃ!?」
巽「あいつがやったって、オレらはみんな知ってんのに…」
巽「大体、殺す事が救済とか、あんなイカれた野郎、放置できねーだろ!?」

花村「精神がどーとか…そんなんで済まされちゃたまんないぜ…」
花村「小西先輩…」
花村「いや…先輩や山野アナだけじゃない。モロキンだって、アイツの犠牲者だ。」
花村「アイツがいなけりゃ、それをマネようなんてヤツも出なかった。」
花村「今、菜々子ちゃんがあんな状態なのだってアイツのせいだろ…」

項垂れる一同。

>そう言えば、菜々子と新しいコタツを買いに行く約束をしていた…

その話を皆にしてみようかと思い、顔を上げる番長。

里中「…どしたの?」

>みんなに、菜々子との約束を話した…

巽「コタツ…っスか?」

里中「あ、じゃ今から見に行こうよ。」
里中「戻って来て、コタツあったら菜々子ちゃん、喜ぶよ!」

頷く陽介。
花村「おいおい、そーゆう事は早く言いたまえよ。扱ってるぜ、もうシーズンだからな!」
花村「うし、じゃーみんなで選ぶか!」

*****
頷きあう一同、暗転、ジュネスインテリア売り場へ
ハロゲンとかヒーターとかコタツとか大量においてある場面
番長と陽介、完二と直斗、ユキちゃん、チエちゃん、りせちーの組み合わせで
各々売り場を覗き込んでいます
クマのみちょっと離れた場所で項垂れてる…
*****

里中「やっぱコタツって言ったらみかんがセットだよね〜。」

巽「ベタで最強っスね。」

白鐘「最強と言えば、ホットカーペットにコタツの組み合わせでしょう。」

花村「そのコンボは、ブレーカー逝くな…チンとかした拍子に。」
花村「そーだ、クマきち、コタツ初めてだろ。あったかいぞー。」

返事が無くて(あれ?)となる陽介。
同じく不思議に思い振り返る一同。

クマ「クマはまだ、ここにいても、いいクマ…?」

ビックリする一同。

クマ「みんなは約束、果たしてくれたから…クマは、もう帰らないと…」
クマ「でも、ナナチャンが元気になるまで帰りたくない…」

大げさなリアクションで強調する陽介。
花村「居ていいっての。何回言わせんだお前。」

里中「目が覚めてクマくんいなかったら、菜々子ちゃん、ガッカリするよ。」

項垂れるクマ。

クマ「け、けど、クマはナナチャンを助けてあげられなかった…」

久慈川「バカね。みんなで助けたじゃない。」

巽「犯人だって捕まえただろ。…オメェが居たおかげだ。」

天城「今、菜々子ちゃんも頑張ってるのに、そんなこと言っちゃダメよ。」

顔を上げるクマ。
クマ「みんな…」

*****
選択>「ここにいていい」

クマ「センセイ…クマ、感激!」
クマ「ナナチャンが戻ってくるまで、クマがセンセイのそばにいる!」

頷き返す番長。

花村「あ、そうか…お前んち今、一人だもんな。」

*****
選択>「うちに来い」

クマ「ホ…ホントにいいの!?」

頷き返す番長

花村「そっか…お前んち、今、一人だもんな。」


里中「そうだ、菜々子ちゃんのクリスマスプレゼント、下見しちゃう?」

天城「あ、いいかも!きっとそれまでには退院できてるよ。」

何か思い出してモヤモヤっとしている陽介。
花村「俺のツケとかゆーのはナシな。ほんと、ナシな。 言っとくぞ。」

里中「失礼だなー。んな事するわけないじゃん。」

身を乗り出して怒る陽介。
花村「お前の見立てたコイツの服!!後でレシート見てチビりかけたっつの!」
花村「おかげで何日バイトさせられたと思ってんだよ!?」

里中「それはさ、ジュネスの価格設定の問題じゃん。」

仰け反る陽介。
花村「のぁッ…!!」
花村「まー、しょうがねーか…異性の服選びとか、里中さんは初体験だったもんね、きっと。」

仰け反り、カチンと来ているチエちゃん。
里中「のぁッ…!!なんだとぉ!?」

クマ「やだなあ、ベイベーたち。クマのためにケンカは…」

同時に身を乗り出し、怒鳴る陽介とチエちゃん。
花村と里中「すっこんでろ!!」

しょぼんとするクマ、そしてユキちゃんの爆笑発動。

天城「ぶふっ…ふふふふふ…」

モヤッとする番長以下、呆れるチエちゃん、ひとしきり笑うユキちゃん。

久慈川「先輩たち放っといて、プレゼント、考えよ。」

巽「つっても、小学生の女の子が欲しがりそうなモンなぁ…」

白鐘「菜々子ちゃん、何をプレゼントしたら喜ぶでしょうか?」

*****

選択>フロスト人形

巽「いいっスよね、あの白くて丸いフォルム…やっぱ、ぬいぐるみがお勧めっスよ!」

*****

選択>ゲーム機

白鐘「冬場、部屋で一緒に遊べますし、いいかも知れませんね。」


花村「んじゃ菜々子ちゃんが退院したらお前んちでパーティーだな。」

里中「よーし!じゃあ張り切ってケーキ作るか!」

ギョッとするメンズ。

久慈川「当然!」

天城「すっっごいケーキにしたいね。」

更にギクギクッとするメンズ。
アセアセしつつ話す陽介。
花村「やめなさい!菜々子ちゃん、病院に送り返す気かよ!?」

きょとんとしている直斗。
その時…番長のケータが鳴る。

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